1歳の誕生日の歴史と伝統

ファーストバースデー2020.8.20

1歳の誕生日の歴史と伝統

一歳のお誕生日のみならず、子どもの健やかな成長を願って行う行事はほかにもあります。ファーストバースデーのお祝いとあわせて、参加してみるのはいかがですか?
ファーストバースデーがママやパパにとって、より強く思い出に残ること間違いなしです。

初節句では、鎧兜や雛人形を飾りましょう

子どもが生まれて初めて迎える節句を「初節句」と言い、男の子は、5月5日の端午の節句に鯉のぼりや鎧兜を飾り、柏餅を食べてお祝いします。
柏餅を食べる理由は、新芽が出るまで古い葉が落ちない柏の葉のように、家系が途絶えないことを願うためです。

また女の子は、3月3日の桃の節句に雛人形を飾ってお祝いします。
ちなみにお祝い膳で出す、はまぐりのお吸い物は、貝がらが対になっていることから「夫婦円満=将来の幸せな結婚」を意味します。

初正月は、邪気を追い払うために破魔矢や押絵羽子板を

子どもが生まれて初めて迎えるお正月(初正月)は、男の子は邪気を追い払うために破魔矢を。
女の子は、邪気をはね除ける意味から、着物姿の女性などを絵柄にした押絵羽子板を飾る習わしが古くからあります。
地域によっては、お守りとして破魔矢や押絵羽子板を一年中飾ることも。

日本には、子どもの成長を祝う伝統行事が数多くあります。
子どもの成長の節目、節目に、心に残るようなステキなお祝いができたらいいですね。

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